仕事が終わりませぬ。株式市場が開いている限り、原稿を毎日書き続けなければならないという世界なので、大納会までせっせと働きます。年始は大発会から早々と仕事。ヤレヤレ。
株式市場はチャート的にも完全に煮詰まっている状況。今日も朝方売られ、アジア株が全面安となっているにも関わらず、直近5日移動平均線(8633円)の水準に近づくと、買い戻しや公的年金と思われるまとまった押し目買いがすかさず入り小幅続伸。閑散に売り無し。ただ、保険業界再編と原油相場の反発というテーマだけであり、ダイワボウ<3107>など相場が終わろうとしている銘柄があるほか、ノンバンク系は全滅。金融収縮の実態は顕著に表れている。輸出関連に手が出ないのなら、内需・ディフェンシブ銘柄となるわけだが、ディフェンシブで真っ先に買われるガス・電力セクターの相場はすでに終わっている。野村證券が24日にセクターの格付けを「強気」に引き上げた紙・パルプも、三菱製紙<3864>、王子紙<3861>など製紙株の一角がすでにもう売られはじめている。
先週末に「5年前のクリスマスも同じような動きになり、残り2日半は6000億円台の商いで、年末にかけて日経平均ベースで311円騰げたことから、今年の残りもこのような相場になるか」と原稿で書いたばかりなのだが、今年もまったく同じ流れになりそう。5年前の相場のときには、薄商いで連騰した反動で、翌年の大発会から株価は暴落した。
今はチャート的には買いたくなるチャートだが、なぜ8700円付近の壁を抜けないのかを逆に考える必要がある。現在の相場は、公的年金によって意図的に無理矢理騰げられた感が強いだけに、来年の大発会から数日は、本当の下値がどこにあるのか注意が必要だろう。作られた相場はいつかは崩れるものである。チャート的には三角持ち合いという形状を通り越して、上下幅の無いもみ合い。価格帯別出来高がここだけ異様にふくれあがっており、いつどんなニュースで上下どちらかに大きく放たれてもおかしくない。
特に、イスラエルのガザ空爆は、地政学的なリスクで中東方面に新たな火種を付けてしまった感がある。「国連介入による自己防衛」という言い分がどこまで世界世論に通用するのかはなはだ疑問であり、この地政学的リスクの火種が、場合によってはイランへと戦火が飛び火し、中東全体に広がる可能性もある。
さらに、今日から湾岸協力会議(GCC)が開始。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場が時間外取引で上昇し、原油価格の下落になんとか歯止めがかかったようには見えるが、ドル・ペッグ離脱の可能性が現実味を帯びてきており、石油の決済通貨としてのドル需要は減退することになれば、一気にドルの独歩安へと影響拡大する可能性も捨てきれない。株式市場に与える影響は計り知れないものになるだろう。GMに絡むCDSの清算も、あまり話題に挙がってこない。リーマン破綻のときと同じように裏で公金が使われている可能性があり、それが事実ならばドルの信頼性は確実に崩れる。基本的にドル安・円高トレンドに変化はない。
東京市場の年末年始の休みは31日から翌年4日までの計5日間。それに対して米国は翌年1日の1日だけだ。国内市場が大納会を終えたあと、合計で3日間、米国相場の結果に振り回されることになる。投資家にとっては大きなリスク要因であり、大納会でポジションを整理した方がいいかもしれない。
【Favorite Song】
「Marie Antoinette」/ CURVED AIR
Renaissanceはプログレでの知名度は群を抜いてますが、CURVED AIRも大好きです。来月の来日公演が初めての来日公演となるわけですが、結成が1970年ですから、39年目にして初めてライブが見られるということになりますね。ソーニャ・クリスティーナのヴォーカルとダリル・ウェイのヴァイオリンが大好きです。
[Kaz]
株式市場はチャート的にも完全に煮詰まっている状況。今日も朝方売られ、アジア株が全面安となっているにも関わらず、直近5日移動平均線(8633円)の水準に近づくと、買い戻しや公的年金と思われるまとまった押し目買いがすかさず入り小幅続伸。閑散に売り無し。ただ、保険業界再編と原油相場の反発というテーマだけであり、ダイワボウ<3107>など相場が終わろうとしている銘柄があるほか、ノンバンク系は全滅。金融収縮の実態は顕著に表れている。輸出関連に手が出ないのなら、内需・ディフェンシブ銘柄となるわけだが、ディフェンシブで真っ先に買われるガス・電力セクターの相場はすでに終わっている。野村證券が24日にセクターの格付けを「強気」に引き上げた紙・パルプも、三菱製紙<3864>、王子紙<3861>など製紙株の一角がすでにもう売られはじめている。
先週末に「5年前のクリスマスも同じような動きになり、残り2日半は6000億円台の商いで、年末にかけて日経平均ベースで311円騰げたことから、今年の残りもこのような相場になるか」と原稿で書いたばかりなのだが、今年もまったく同じ流れになりそう。5年前の相場のときには、薄商いで連騰した反動で、翌年の大発会から株価は暴落した。
今はチャート的には買いたくなるチャートだが、なぜ8700円付近の壁を抜けないのかを逆に考える必要がある。現在の相場は、公的年金によって意図的に無理矢理騰げられた感が強いだけに、来年の大発会から数日は、本当の下値がどこにあるのか注意が必要だろう。作られた相場はいつかは崩れるものである。チャート的には三角持ち合いという形状を通り越して、上下幅の無いもみ合い。価格帯別出来高がここだけ異様にふくれあがっており、いつどんなニュースで上下どちらかに大きく放たれてもおかしくない。
特に、イスラエルのガザ空爆は、地政学的なリスクで中東方面に新たな火種を付けてしまった感がある。「国連介入による自己防衛」という言い分がどこまで世界世論に通用するのかはなはだ疑問であり、この地政学的リスクの火種が、場合によってはイランへと戦火が飛び火し、中東全体に広がる可能性もある。
さらに、今日から湾岸協力会議(GCC)が開始。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場が時間外取引で上昇し、原油価格の下落になんとか歯止めがかかったようには見えるが、ドル・ペッグ離脱の可能性が現実味を帯びてきており、石油の決済通貨としてのドル需要は減退することになれば、一気にドルの独歩安へと影響拡大する可能性も捨てきれない。株式市場に与える影響は計り知れないものになるだろう。GMに絡むCDSの清算も、あまり話題に挙がってこない。リーマン破綻のときと同じように裏で公金が使われている可能性があり、それが事実ならばドルの信頼性は確実に崩れる。基本的にドル安・円高トレンドに変化はない。
東京市場の年末年始の休みは31日から翌年4日までの計5日間。それに対して米国は翌年1日の1日だけだ。国内市場が大納会を終えたあと、合計で3日間、米国相場の結果に振り回されることになる。投資家にとっては大きなリスク要因であり、大納会でポジションを整理した方がいいかもしれない。
【Favorite Song】
「Marie Antoinette」/ CURVED AIR
Renaissanceはプログレでの知名度は群を抜いてますが、CURVED AIRも大好きです。来月の来日公演が初めての来日公演となるわけですが、結成が1970年ですから、39年目にして初めてライブが見られるということになりますね。ソーニャ・クリスティーナのヴォーカルとダリル・ウェイのヴァイオリンが大好きです。
[Kaz]






